終活の始め方は人それぞれ様々です。もしもなにから手を付けるのがいいか迷ったら、エンディングノートを購入してみるとよいでしょう。エンディングノートには、終活に必要な項目がわかりやすく紹介されています。しかも、きちんと書き残すことができるように工夫されているため、誰でも終活を始めやすいと言われています。
エンディングノートに書くことは、遺族に伝えたいメッセージだけではなく、自分にもしものことがあったときに遺族に知っておいてほしいことばかりです。自分では気が付かないことも項目として用意されているケースも少なくないため、書き残すことがなくなるので安心感もあります。
エンディングノートを記入したら、次は私物の整理を始めてみるとよいでしょう。自分の身の回りの品物が必要なものなのか不要なものなのかは、本人にしかわかりません。そのため、自分が元気なうちに不要なものを処分しておけば、いざというときに慌てることがなくなります。
特に若い年代から少しずつ作業をしておけば、不用品や重いものをスムーズに処分しやすいというメリットも期待できます。元気に動き回れるうちにある程度の私物を整理しておけば、年齢を重ねた後で作業が楽になりますので、なにから手を付けるのがいいかわからないときは、私物の整理から手を付けていきましょう。