手塚の葬儀あるある教え隊!

2020年01月17日

葬儀でお悔みの言葉を伝えるときもマナーがあります

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葬儀に参列するときは、斎場に入ったら、まずは受付でお悔みの言葉を述べるのがマナーです。声のトーンは控え目にするのが基本なので、小さめの声で丁寧に伝えましょう。また、遺族の方にお会いしたときも、心を込めてお悔みの言葉を伝えます。

ただ、遺族の方はお葬式の間は何かと忙しく、精神的にも余裕がないことが多いです。そのため、できる限り簡潔な言葉で伝えることが大切です。このときに注意したいのは、忌み言葉を避けること、そして遺族を傷つけない言葉を選ぶことが重要だという点です。

大切な人を失った遺族の方は精神的にデリケートになっていますので、遺族の気持ちを思いやりながら言葉を選び、心を込めて弔意を伝えましょう。もちろん、葬儀業者との打ち合わせなどで忙しい遺族の方を無理に呼び止めたり、死因を尋ねることはマナーに反する行為です。

さらに、励ましの言葉も遺族の方にとっては負担になってしまう場合がありますので、気をつけなくてはいけません。ちなみに、お悔やみの言葉を述べるときは、宗教や宗派にも気を配る必要があります。たとえば、ご冥福という言葉は仏教用語なので、キリスト教のお葬式に使う言葉ではありません。

もしもどのような言葉を述べればいいのか迷ったときは、宗教や宗派を問わず使える、ご愁傷様ですという言葉を選べば失敗することがありません。