2019年12月21日
本人のためでもあるが家族のためでもある
高齢化と言うことがごく日常的になって来ていますが、それに合わせるかのように終活を行う人も多くなって来ているようです。私物の整理などを行っておくことで、家族に負担や面倒をかけないと言う意味もありますが、終末近くなった人生をゆっくり過ごすにも良い方法と考えられます。
この終活の方法に形式がある訳でありませんから、その方法は千差万別と言って良いのでしょう。終活の行動として考えられるものには、生前整理から遺産などの相続方法、そして介護・葬儀の方法や墓を建てると言ったことがあります。
始め方としてなにから手を付けるとの決まりは、ありません。但し、自分なりの順を決めておくことが必要で、ひとつひとつ解決しておくことが良い方法と考えられます。万が一介護が必要になった時、家族の世話にならず施設へ入れて欲しいなどの要望をしておくことが出来ます。
また最近の傾向として葬儀などは大人数で行うことなく、家族だけ行う葬儀に人気が集まっています。残された家族も本人の意志に沿っての葬儀を行うことが出来るなどのメリットも生まれることになります。この方法は本人のためでもありますが、残された家族のためでもあると知っておくと良いと思われます。