世界中では各エリアにおいて、日本では考えられないようなユニークな葬儀が行われています。ここではいくつかの葬儀方法を紹介してみるので、チェックしてみてください。アメリカのニューオーリンズはジャズが誕生した町としてよく知られていますが、葬儀でもジャズが演奏されます。
アフリカ系移民が多く住む場所であるため、母国アフリカと同じように死者と別れるときには音楽を演奏することが一般的です。また北欧で誕生したヴァイキングたちはボートや荷馬車に死者を乗せて、土葬されていました。
ボートや荷馬車といった乗り物に死者を乗せることで、新しい世界に旅立つことができると考えられていたためです。ヴァイキングたちのこのような習慣は、北欧にキリスト教が普及するに従って廃止されるようになりました。さらにハワイでは原住民たちの間で、洞窟に遺体を屈葬するという葬儀方法が行われていました。この時遺体は長期間良い状態が保てるようにと、内臓を取り出して代わりに塩が詰められていたということです。このような習慣があったため、ハワイでは洞窟で骨が見つかることがあると言われています。この他にも東南アジアやオーストラリア、沖縄などでは風葬と呼ばれる葬儀方法が行われていました。