手塚の葬儀あるある教え隊!

2018年05月09日

真言宗の葬儀の特徴とマナーをチェック

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真言宗は密教と言われている類の宗教です。お葬式は宗教や宗派などによって、それぞれ特徴や参列する際に気を付けたいマナーが異なります。この宗派の葬儀では灌頂という儀式が、最も特徴的と言えるでしょう。灌頂では故人の頭に水をそそぎかける儀式を行います。

参列する際に気を付けたいマナーですが、真言宗の場合服装は他の宗教・宗派と同じく喪服やブラックフォーマルを着用するのが基本です。宗派によって持参する数珠に違いがありますが、この宗教の場合は108個連なっている本連を用いるのが正式と言われています。

ただ、現在ではどの宗派でも使用できる略式の数珠を使うようになっています。覚えておきたいのは焼香の回数です。仏式のお葬式ではお焼香を行うのが基本ですが、それぞれの宗派によって行う回数が異なります。真言宗の場合は3回香をくべるのが正しいとされている回数です。

その際、香は押しいただきましょう。押し頂くとは香を額の高さまで掲げることで、焼香を行うときに覚えておきたい基本動作です。3回行うのが正しいスタイルとされているものの、参列者が多いなどした場合は焼香に時間がかかってしまうため、1回のみに省略するケースもあります。