手塚の葬儀あるある教え隊!

2018年03月09日

檀家をやめるメリットとデメリット

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檀家を止めると、例年の護持費を支払うことが必要なくなります。護持費と言いますのは、菩提寺へと支出する管理料と同じようなものといえます。お寺につきましては、檀家サイドからの護持費を活用することによって墓地の運営を行なっています。

墓地において設定された水道の料金、或いはトイレ清掃もしくは墓地全てを整備するためのコストなどを、護持費によって賄うことになります。1年間での護持費に関しましては、スタンダードなお寺で数千円〜2万円ほどになります。

風格のあるお寺ならば10万円程になることもあります。檀家を止めることによって、こうした護持費を支払うことは不要です。それに対して檀家を止めるデメリットとしまして、供養のサービスを受けることができなくなる点があげられます。

檀家を止めると、歴代お墓を守っていただいてきたお寺との交流に区切りをつけることになりますので、過去当然の様にしてもらっていた供養の為のバックアップを受けることができなくなります。葬儀後のお盆法要やお彼岸の供養ばかりか、年忌法要の案内さえもらうことができません。

年忌法要を実行しなければならない時期を失念していて、親戚サイドよりブーイングを受けているということがあるかもしれません。それに加えて、法事に関して悩み事が出現したときに、気楽な気持ちで話し合いができる存在もなくなります。しかしながら、完璧に無宗教となりまして、年忌法要をしないと意志を固めた人にとって、それ程のデメリットはないでしょう。