手塚の葬儀あるある教え隊!

2018年01月28日

キリスト教の葬儀に参列する際のマナー

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日本で行われる葬儀は無宗教の方でも仏教や神道で行う方が多いですが、故人がカトリックやプロテスタントなどのキリスト教であった場合はキリスト教の葬儀を行います。斎場は一般の斎場になる場合と教会で行われる場合があり、どちらで行われる場合であっても参列者は宗教に合わせたマナーを守るように心がける事が大切です。喪服はどの宗教であっても共通しており黒いワンピースやスーツを着用して参列しますが、宗教が異なるので数珠を持参する必要はありません。カトリックの場合は信者の方は黒いベールやロザリオを持参する方もいますが信者でない方は持参しません。また、プロテスタントの場合はベールやロザリオは使わないので使用しないように注意が必要です。お香典はカトリックもプロテスタントも御花料と表書きをし、御霊前や御香典とは書かないように気をつけます。通夜や告別式は、カトリックの場合は神父、プロテスタントの場合は牧師が聖書の朗読などを行います。賛美歌を歌う際には歌詞が書かれた紙が配られますが、初めてで曲がわからないという方は、起立や着席を一緒に行い歌わなくてもマナー違反にはなりません。故人の親族の方にお悔やみの言葉を伝える場合は、ご冥福などの仏教用語を使用しないように気をつける事も大切です。仏教と異なり焼香は行わないケースがほとんどですが、祭壇に献花を行い黙祷をする事で故人との別れを行います。弔電を送る場合は、宗教に合ったメッセージのものが用意されてあるので専用のものを選ぶのがマナーです。