仏壇の購入を検討するにあたっては、早めに身近な地域にある仏具店に足を運んで、多くの遺族の間で選ばれている材質やデザイン、サイズといった大事なポイントをつかむことが大切です。特に、国産の手作業で製造されているものについては、百万円を超えるケースもあるため、カタログや購入者の口コミを参考にしつつ、予算の範囲内で商品選びをするのがおすすめです。また、紫檀や黒檀を使用した高級な仏壇については、製作に時間が掛かったり、職人との打ち合わせが必要となったりすることもあるため、余裕を持って仏具店へ足を運ぶと良いでしょう。
直葬は近年増えている葬儀スタイルの一つであり、火葬式とも呼ばれています。通夜や葬儀、告別式を行わずに火葬のみを行うスタイルであり、安置施設へ搬送して安置した後、火葬する流れになっています。このスタイルは、火葬炉の前で簡単な形で故人とのお別れを行うことになり、火葬前の数分取るだけのケースも珍しくありません。一昔前は経済的に余裕がない人が仕方なく行うものというイメージがありましたが、近年では高齢化により遺族や友人がほとんどいない人も多くなったのでより需要が高まっています。
お葬式を滞りなく済ませるためには、喪主はある程度の知識が必要になります。しかし、例えば、大切な父親を見送ることになるなら、少しでも父親の側にいたいはずです。知識を得る時間などはないでしょう。そうした場合に頼りになるのが葬祭ディレクターです。葬儀社には必ずといっていいほど、在籍しています。葬祭ディレクターなら、父親が亡くなったらやるべきことを一つ一つ伝えてくれます。それは病院で息を引き取ってから、安置場所に安置されたときからです。
お葬式や相続など、家族が困らないように終活でいろんな準備が必要になり、完了したことをノートにまとめておくことで、頭の中もしっかりと整理できます。きちんとできたことでも、時間がたつと忘れてしまうこともあるため、終活専用のノートを作って、調べたことをまとめていくようにすると、読み返して安心できるようになります。家族にとっても、ノートにまとめられていると、その情報を参考にしながら、お葬式の準備を進めていくなど、スムーズにいろんなことができるようになります。