葬儀の際に写真撮影を行う方がいます。そこで、どんなマナーで撮影をするのが良いのか、また撮影をするメリットをお教えします。まず、家族の意向を聞いた上で撮影を行うのが一般的です。遺族の方はもちろん、祭壇や、一般の参列者の方を撮影することが多いのですが、中には、ご遺体を撮影される方もいます。家族の方に配慮をして全体を撮影しておくことで、誰が参列をしてくれたのか、また、当日の祭壇の事などを後から確認することが出来るのがメリットです。
日本人の平均寿命が伸び、若い時期よりも年を老いてからの時間のほうが長くなりました。それにより、自分の死と向き合う時間的余裕が出てきたことで、終活をする人が増えているといいます。これは、自分の死と向き合い、どういった形で人生を締めくくるかという準備を生きているうちに行うという意味を持っています。これは決してマイナスなイメージではなく、残された人生をよりよく生きるための準備段階ということで、プラスに捉えられているのも事実です。
葬儀をする場合には、それなりの時間がかかると考えてよいでしょう。自分が参加するだけならば、1時間もあれば問題ありません。ただ、葬式を行っている場所が遠ければその分時間がかかるため、交通手段などは自分で確認をしておきましょう。たいていは利便性の高いところにありますが、電車で行く場合にはバスやタクシーなどを利用しなければいけないケースもあります。自分たちが親族として参加する場合は、お通夜と告別式に出ることになるでしょう。
かつては金箔に漆塗のものや唐木を使ったものなどが一般的でしたが、近年では仏壇のデザインの種類にはさまざまなものがあります。一見しただけでは家具にしか見えない、洋風のインテリアに溶け込むようなデザインのものも増えています。そのような中から亡くなった人の供養のために新たに用意する場合には、宗派に合ったものを選ぶのが一般的です。その際には代々信仰している実家の宗派に合わせて決めるもの1つの方法ですが、自分で宗派を決めることももちろんできます。