大切な人の訃報が届いても、何らかの事情で葬儀に参列したくてもできないことがあります。また、遺族の都合によって葬儀が全て終わった後に訃報が届く場合もあります。そんなときは、後日改めて遺族のご自宅へ伺い、お仏壇に手を合わせるのが一般的なマナーです。もちろん、訪問する際は事前に電話などで連絡をし、訪問しても良いかどうか、訪問して良い日時などを相談してから行くようにしましょう。また、訪問の際は葬儀の際に渡すことができなかった香典を持っていくのはもちろんのこと、お供え物も一緒に持っていくのがマナーです。
終活の始め方は人それぞれ様々です。もしもなにから手を付けるのがいいか迷ったら、エンディングノートを購入してみるとよいでしょう。エンディングノートには、終活に必要な項目がわかりやすく紹介されています。しかも、きちんと書き残すことができるように工夫されているため、誰でも終活を始めやすいと言われています。エンディングノートに書くことは、遺族に伝えたいメッセージだけではなく、自分にもしものことがあったときに遺族に知っておいてほしいことばかりです。
訃報を受け取った時に葬儀に駆けつける間柄という場合には、お悔みの言葉に関しても考えておく必要があります。通夜式や葬式で遺族に直接伝えるとなれば、何を話せば良いかで悩むのではないでしょうか。忌み言葉を使わないようにしたり、長く話さず簡潔にまとめるという点は基本のマナーとして頭においておくようにしましょう。それだけではなく、亡くなった理由や最後の瞬間に関して質問するのは大変失礼にあたるので避けるべきということも、頭においておく必要があります。
家族の一員として一緒に過ごしているペットが亡くなったとき、人が亡くなったときと同様にお葬式を執り行ってあげたいと考える飼い主は多いのではないでしょうか。最近はペットのお葬式に対応してくれる葬儀社も増えています。火葬をしてお骨を骨壺に入れて届けてくれるプランや、専用の車で自宅やペットとの思い出の場所で火葬を執り行ってくれるプランなどが用意されているので、飼い主さんの希望に合うペットとのお別れが実現します。